突然ですが、こんな話から
「一週間ぐらい前に、朝起きてあくびをしたら右の頬に強い痛みを感じたのが最初でした。その時はそれだけで済んだので、それほど気にしていなかったのですが、それ以降、食事をしている時や話をしている時もなんとなく口が開けにくいなぁとは感じていたんです。そして、今朝、起きてからも違和感はあったのですが、朝食でパンを食べようと口を開けた瞬間、右の頬に強い痛みが出て、口を開けることが出来なくなってしまいました。それですぐに連絡をさせてもらいました」
先日、当店にお越しになられた常連患者さんのお話です。
元々、肩こりや頭痛などを訴えて、定期的に来られていた20代の女性でしたが、これまでは今回のような症状を訴えることはありませんでした。これが初めてでした。
結論から先に言いますと彼女の症状は完全に「顎関節症」による顎関節および咀嚼筋(モノを噛む筋肉)の痛みでした。
そこで当店では顎関節症に対する整体を行いました。
整体後、少し違和感は残るものの、口の開閉に伴う痛みは無くなり、大きく開けられる状態に戻りました。
本人も「これでまともに食事が出来そうです」と喜んでお帰りになられました。
当店にはこの女性のように、顎関節付近の痛みや口が大きく開けられないなどの不調を訴えてお越しになる方が結構いらっしゃいます。
そこでこのページでは「顎関節症」についてお話をしていきたいと思います。
「顎関節症」は顎関節自体の問題や顎の開閉に関わる筋肉(咀嚼筋)の問題で痛みや開口障害などが現れます。
軽症であれば、特別な治療や処置をしなくても自然に良くなっていくので、それほど気にしなくても良いのですが、人によっては症状が徐々に酷くなっていき、重度になると肩こり・首こり・頭痛や耳鳴り・めまい、さらには口が開けられないことで食事も満足に出来ない状態に陥ることがあります。
そうなってしまった場合は速やかに専門家にご相談ください。
もちろん当店にご連絡いただいても構いません。
こんな症状は出ていませんか?
- 食事や会話・あくびなどで口を大きく開けると顎関節付近に痛みを感じる。
- 口を大きく開けられない(縦に並べた人差し指~薬指が口に入らない)。
- 口の開閉に伴い、顎関節から「コクン」「カクン」などの雑音がする。
このうちの一つでも当てはまる事があれば、「顎関節症」の予備軍かもしれません。
あるいはもう既に「顎関節症」が発症しているかもしれませんので、この後の説明も読み進めてください。
顎関節症の原因
以前は歯のかみ合わせの悪さが一番の原因と言われていましたが、今では複数の原因の積み重ねにより、耐久限界を超えた時に症状として自覚・発症すると考えられるようになってきました。
従って、原因になりうるモノを一つ一つ取り除いていくことが顎関節症の改善・予防に大切になります。
あなたもこんなコト(原因)に心当たりはありませんか?
- 片噛みグセ(虫歯の影響も考えられる)
- 食いしばり・歯ぎしり(何らかのストレスの影響)
- 噛み合わせの悪さ(歯列矯正も含む)
- 姿勢の悪さ(猫背・顎の突き出し)
- 上の歯と下の歯を常に接触させるクセ(本来、平時は接触していません)
- 頬杖
- うつ伏せ寝
- 高い枕や硬すぎる枕
- 骨の変形・関節円板のズレ
- ムチウチなどの外傷歴
もし、上記に心当たりがあれば、やれるところから改善に取り組んで見てください。
しかし、それでも痛みや不調が続くようであれば、専門家に一度相談してください。
医療機関(歯科・口腔外科)における顎関節症の検査
- 問診
- 視診
- 触診
- 画像診断(診断の確定のため、もしくは、その他の病気を除外するため) レントゲン・MRI・CT・関節鏡
医療機関(歯科・口腔外科)における顎関節症の治療
- スプリント使用(マウスペースのようなモノ)
- 咀嚼に関わる筋肉のマッサージやストレッチ
- 薬物療法(痛み止め、筋弛緩剤など)
- 外科的手術(変形した骨や関節円板の整形)
しかし、医療機関での治療を受けられても、なかなか症状が良くならない方もいらっしゃいます。
当店にも、医療機関での治療では完治せず、困ってお越しになられる方がいらっしゃいます。
江南健生堂では「カウンセリング」や「検査」をしっかり行い、症状の原因を見つけ出します。
そして、見つけ出した原因に対して整体を行ってまいります。
ただし、当店では「首や背骨のゆがみが痛みや不調の根源」であり、「首や背骨のゆがみを整えれば、身体に備わる自然治癒力が活性化し、症状が良くなるのはもちろんの事、症状の再発も防げ、一時的に症状が出たとしても、ひと晩寝れば朝には健康な状態に戻ることができる」と考えますので、「首・背骨の調整」を最優先で行います。
その上で、先にお伝えしたように「カウンセリング」「検査」で見つけ出した原因に対してアプローチをしてまいります。
その結果、あなたはお悩みの症状から解放され、「快適な日常生活」と「素敵な笑顔」を取り戻していただけます。
もし慢性的な「痛み」や「不調」でお悩みなら、まずはお気軽にお電話下さい。
お昼休み(12時 ~ 14時)は所用で外出している場合があります。
当日予約も受け付けております。
お電話ありがとうございます、
整体院 江南健生堂でございます。