肩こり、腰痛とともに筋肉や関節のトラブルとして大変多くの方を悩ますのが「膝の痛み」です。特に年齢を重ねるにつれて増えてくる膝の痛みの代表が「変形性膝関節症」です。
「変形性膝関節症」になると関節内の骨の表面を覆う軟骨が磨り減り、骨が変形し、動きの中で骨同士がぶつかって痛みが出たり、関節の動きが悪くなることで関節を包んでいる関節包という膜が刺激を受けて痛みを感じ易くなります。
一般的な症状と身体の状態!
一般的な症状としては、「歩行時の痛み」や「階段の上り下りの痛み」、「痛くて正座や膝を深く曲げられない」などがよく聴かれます。
また、骨格の状態(姿勢)としては腰や骨盤が後方に丸くなり、股関節は外向きに開き、膝関節の所で脚が「くの字」に曲がってしまうことが多いです。
そして、膝の痛みが長く続けば続くほど、膝の痛みを避けようと不自然な姿勢や歩き方になり、その結果、膝以外の部位にも余計な負担がかかり、その部位にも痛みや不調が出てきます。
一般的な対処法
膝の痛みを感じ始めた頃は、それほど痛みも酷くないので、多くの方は自分で膝を少しマッサージしたり、関節を曲げ伸ばししたり、少し痛みが強くなれば患部に湿布を貼ったりして対処します。
それでも痛みが治まらず、いよいよ痛みが強くなってくると病院へ行って「レントゲン」や「MRI」などの画像検査をして、診察を受け「変形性膝関節症」と診断されます。
症状がそこまで酷くないと医師が診断すれば、「体重を減らしましょう!」とか「もっと運動をして膝周辺の筋肉をつけましょう!」といった「生活指導」がされ、痛みが強ければ「鎮痛薬」、膝に水が溜まってパンパンに腫れているのであれば「水を抜き」、軟骨がすり減っていれば「ヒアルロン酸注射」、また、歩行に問題があれば、病院内での運動療法や患部のマッサージ、電気治療、温熱治療、それでもダメな場合は手術による「人工関節置換」といった方法が取られたりします。
しかし……
上記のような処置により痛みが和らぎ、楽になる方もいますが、残念ながら楽にならない方も当然います。
当店にお越しになる方の中にも、上記のような治療過程を経ながらも症状が治まらず、または一時的には良くなっても、再発してしまったという方もいます。
中には「(手術をして)人工関節に変えたから、膝自体の痛みは消えたけど、膝の周りの痛みは残ったままで困っています」とおっしゃる方や「高齢だからこの痛みとは一生付き合っていくしかないのでしょうか?」と半ば諦めかけた声を漏らす方もいらっしゃいます。
なぜ良くならないのか?
本当にあなたの膝の痛み・症状は今後も良くならないのでしょうか?いえいえ、そんなことは決してありません。今からでも良くなる可能性は十分残っていますからご安心ください。
今から説明する事を知れば、きっとあなたも良くなる可能性を信じることができると思います。それでは早速説明をしていきます。
膝の痛みは原因ではなく結果!
実は先に挙げた対処法の多くが「原因」ではなく、「結果」である「症状」に対する治療法に過ぎなかったのです。いわゆる「対症療法」です。
つまり、膝の「痛み」が酷ければ鎮痛薬を使用して痛みを抑える。膝の「腫れ」が酷ければ注射で溜まった水を抜く。「変形」が酷ければサポーターで固定して安静を保つなど、これらは全て「対症療法」に過ぎません。
「痛み」も「腫れ」も「変形」も膝に負担がかかった「結果」として出ている症状なので、決して「(根本)原因」ではありません。
本来、アプローチすべき対象はこれらの症状を招く原因に対してでなければなりません。その原因に対するアプローチを何も行わないのであれば、一旦(一時的に)は良くなったと感じたとしても、「原因」自体は残ったままなので、時間の経過とともに再発するのは当然のコトですよね!
根本原因は一体……?
では根本原因とは一体何でしょうか?
残念ながら「膝の痛みの原因はズバリ○○○です!」とは言い切れません。
なぜなら、痛みの根本原因は人それぞれ違っているからです。
「Aさんの痛みの原因は○○です!」
「Bさんの原因は××です!」
「Cさんの原因は■■です!」
というように全く違うことが原因だったりします。
なので、一概に「○○○が原因です!」とは言い切れないのですが、原因となりやすい部位や状態には傾向がありますので代表的な原因をいくつか挙げさせていただきます。
①足首(足関節)の問題
足首は立った状態での身体の土台となりますが、過去に捻挫などの怪我をされていると足関節が不安定な状態になっていたり、本来の動きが出来ないような硬さになってしまっていることが多くあります。そのような状態になると膝が足関節の動きをカバーして、余計な負担を受けることになります。
②骨盤(仙腸関節)の問題
骨盤は上半身と下半身の動きを連動させる大変重要な役割を担っていいます。そのため、骨盤自体が歪んだり、骨盤の関節「仙腸関節」の可動性が低下してくるとやはり「膝」がその分の負担を受けることになります。
③股関節の問題
股関節は歩行時(運動時)に複雑かつダイナミックな動きをする関節になりますが、年齢とともに動きが悪くなる傾向にあります。そのため動きが悪くなって可動域が狭くなるとやはり「膝」がその分の負担を受けることになります。
④猫背・側湾のような姿勢(体軸)の問題
姿勢が悪くなると身体の軸がズレてしまいます。猫背だと身体の前後軸が崩れますし、側湾だと左右軸が崩れます。これらの影響で「膝」がその分の負担を受けることになります。
⑤膝自体の問題
膝周辺の組織(骨、筋肉、靭帯)を過去にケガで損傷していれば、強い痛みは治まっていても、後遺症や古傷として問題が残っていることがあります。その影響で、今の痛みや症状を招いていることもあります。
以上のような原因が代表的なものではありますが、これら以外にも原因となることはありますし、また、原因は一つだけではなく、複数が同時に起きていることもあります。
江南健生堂では「カウンセリング」や「検査」をしっかり行い、症状の根本原因を見つけ出し、見つけた原因に対して整体を行ってまいります。
最後に
「変形性膝関節症」と病院で診断された方、これまでにいくつもの病院や治療院に通っても一時的にしか良くならなかった方、湿布や通販サプリメントでは効果が実感できなかった方、「年齢のせい!」と諦めかけていた方が当店の施術を受けて痛みが無くなり、杖を使わずに歩けるようになったり、正座ができるようになったり、日課であった朝のウォーキングが再開できたり、家族や友人に迷惑をかけることなく旅行に行けるようになった方が沢山いらっしゃいます。
あなたも同じような結果を得ることができますので、諦める前にもう一度当店の整体を試してみませんか?
お電話ありがとうございます、
整体院 江南健生堂でございます。