テレビや雑誌などでよく話題に上るため「骨盤のゆがみ」を気にされる方が江南健生堂にもよくお見えになります。
そして「私の骨盤はゆがんでますか?」「骨盤がゆがんでるから生理痛が酷いんですか?」「骨盤のゆがみを調整したら痩せますか?」といった質問などもよく受けます。
確かに「骨盤のゆがみ」を調整することで、骨盤内に収まる臓器の働きや血液循環が良くなるので、生理痛が楽になったり、代謝がアップして痩せやすくなったり、便秘体質が改善されることがあります。
さらには悪い姿勢も改善され、姿勢の悪さが原因で発生している「肩こり」「腰痛」「膝痛」であれば、その苦痛も解消されます。
そのため江南健生堂でも「骨盤のゆがみ」を調整することは大事であると考えますが、「骨盤はゆがんでさえいなければ問題なし!」とも言い切れないのです。
江南健生堂では「骨盤のゆがみ」よりも「骨盤の可動性(機能)」を重視して検査、調整しています。
骨盤は真ん中に野球のホームベースのような形をした骨「仙骨」と仙骨を挟むようにして位置する左右の骨「腸骨(正確には寛骨の一部である腸骨)」で構成されています。
そして「仙骨」と「腸骨」で作られる関節のことを「仙腸関節」と呼びます。
仙腸関節は強力な靭帯で補強されているので、その可動性は少なく、個人差はあるものの平均2~3㎜程度のわずかな可動性しかありません。
しかし、このわずかな可動性があることで、自動車のサスペンションのような働きをして、上半身と下半身をうまく連動させることができるのです。そして、身体全体が問題なく機能するのです。
「骨盤のゆがみ」はなくても「骨盤の可動性(機能)」が低下していれば、やはり臓器の働きが低下したり、「肩こり」「腰痛」「膝痛」などを招きます。
また「骨盤のゆがみ」を調整しても、「骨盤の可動性(機能)」が改善していなければ、「生理痛」や「肩こり」「腰痛」などの症状はすぐに元に戻ってしまいます。
多くの治療院が「骨盤のゆがみ」を矯正することを施術メニューに取り入れています。
そして、そういった治療院に通ったことがある方なら経験があるかもしれませんが、骨盤のゆがみが矯正によって改善した結果として、矯正前に出ていた左右の脚の長さの違いが、矯正後きちんと揃いましたと伝えられたことはありませんか(恥ずかしながら、未熟だった頃の私がまさにそうやって施術効果を説明していました)。
しかし、「骨盤のゆがみ」が改善しても、「骨盤の可動性」が改善されていなければ、「肩こり」「腰痛」「生理痛」などが良くなることはありませんので、「骨盤調整」「骨盤矯正」の意味・価値はないのです。
従って、江南健生堂では「骨盤の可動性(機能)」を改善させることを第一の目的として「骨盤調整」を行ないます。
そして、「骨盤の可動性」がきちんと改善されていれば、施術後の確認検査で可動性の違いをあなたご自身が実感することができます。
下の写真は、江南健生堂に整体を受けに来られた患者様の施術前と施術後の脚の長さの変化と骨盤の可動性の違いを表したものになります。
ちなみにこの患者様は、慢性的な腰痛が悩みで、特に右腰の痛みと右脚の疲れやすさを訴えられて来店されました。
施術前の脚の長さの違い
カカトの位置で見るとわかるのですが、右足のカカトが少し上位にあり、右脚が短い状態になっています。
施術後の脚の長さの違い
上の画像と見比べて下さい。
施術後、骨盤のゆがみが整った事で、右足のカカトの位置が左足のカカトの位置とほぼ揃いました。これで脚の長さも左右で揃いました。
ただし、患者様本人は中々この変化を実感することはできません。
次の写真も上記写真と同じ患者様の写真になります。
上記の写真で見られた変化は、患者様本人には自覚しにくいかもしれませんが、次の写真が示す「施術前と施術後の骨盤の可動性の変化」は患者様自身がハッキリとその違いを実感することができます。
施術前の骨盤の可動性の違い(脚上げ)
施術前の検査では左脚(写真右)に比べ、右脚(写真左)が上げにくくなっていました。
施術後の骨盤の可動性の違い(脚上げ)
施術後は右脚が「スッ」と上がるようになりました。骨盤の可動性がよくなったことで「脚が軽くなった」と患者様本人もハッキリ実感されました。
脚があまりにも軽くなったため、右脚が勢い余って左方向に流れて行ってしまいました(笑)。もちろん、お悩みの慢性腰痛も楽になりました。
あなたの腰の痛みも骨盤の仙腸関節の可動性を正常化させることで解消できるかもしれません。
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整体院 江南健生堂でございます。