頭痛の原因は多々ありますが、首や肩周りの筋肉の硬さが原因で頭部に送られる血液の循環が悪くなって起きる頭痛を「緊張型頭痛」と言います。
人によっては「頭を締め付けられるような痛み」と表現される頭痛が「緊張型頭痛」になります。
そのため首・肩周辺の筋肉をマッサージなどでほぐしたり、お風呂で温まったりすれば、比較的短時間で症状は解消されますが、だからと言ってそれらの対処法が「いつでも」「どこでも」出来るわけではないので、市販されている鎮痛薬で頭痛を誤魔化しているという方も多いのではないでしょうか?
私自身も極々たまに緊張型頭痛を起こすことがあり、その時は薬を飲んで誤魔化すことがありますのでよくわかります。
しかし、なかには「仕事のある日は予防のために症状があっても無くても必ず飲むようにしています」とおっしゃる方もいます。
ここまで来ると、鎮痛薬に依存しすぎです。
取り扱い説明書にも書かれていますが、容量・用法を守って、正しく服用しないと副作用(胃腸障害など)だけでなく、逆に(薬物乱用)頭痛を招く原因になることもあります。
* ひと月に10日以上の服用は、明らかに飲みすぎです。「薬物乱用頭痛」を起こしている可能性が大です。
* 多くの鎮痛薬は痛みの原因物質の産生を途中でブロックすることで鎮痛効果が出ています。既に産生されてしまった原因物質を壊したり・回収したりしているわけではないので、鎮痛薬を服用するのであれば症状が現れ出した初期に服用することがポイントになります。
* 消炎鎮痛薬は血流を低下させる作用があるため、冷え症体質を生み出す原因にもなっています。
江南健生堂では
首・肩周辺の筋肉はもちろんですが、全身の筋肉を緩める整体を施すことで、血流を良くして痛みを解消させます。
しかし、それはあくまでも一時的な効果の対症療法に過ぎません。それだけではいずれまた時間の経過とともに頭痛が再発します。
頭痛の起こりやすい体質を解消するためには、首や肩の筋肉の過緊張を招く根本原因を取り除く必要があります。
首や肩の筋肉の過緊張を招く根本原因は「姿勢の悪さ・背骨のゆがみ」にあります。
下図のような姿勢を続けていると首や肩の筋肉に負担が掛かり、背骨も歪んで頭痛が起こりやすくなります。
なので、江南健生堂では今の頭痛の原因である筋肉の緊張を緩めるだけでなく、筋肉の緊張を招く姿勢の悪さ・背骨の歪みを整えることで頭痛を根本から改善していく整体を合わせて行ってまいります。
ちなみに、「緊張型頭痛」とともに頭痛の代表とも言える「片頭痛」は全く別の原因・機序で発生する頭痛になりますので、対処法・治療法も異なります。「片頭痛」の方が市販の鎮痛薬を飲んでも効果はありません。筋肉をほぐしたり、お風呂で温まっても、効果がないばかりか、逆に症状を悪化させてしまいますのでご注意ください。
「片頭痛」に関する詳しいことはこちらのページをご覧下さい。
下記に「緊張型頭痛」と「片頭痛」の違い・見分け方を下表にまとめておきます。
*希に「緊張型頭痛」と「片頭痛」の両方を併発される方もいらっしゃいます。
江南健生堂では「緊張型頭痛」であっても、「片頭痛」であっても整体で対応させていただいております。
頭痛でお悩みでしたら、一度ご相談ください。あなたの苦痛を取り除くお手伝いをさせていただきます。
きっと「快適な日常」と「素敵な笑顔」を取り戻していただけます!
お電話ありがとうございます、
整体院 江南健生堂でございます。