足先の痛み・モートン病
足先・指の付け根間(多くは中指~薬指間)の痛みやシビレ、感覚異常などでお困りではありませんか?
それは、「モートン病」というあまり聞きなれない神経障害による足の疾患かもしれませんよ。
しかも、そのうち治るだろうと放置しているといつの間にか重症化して日常生活にも支障が出るほど悪化するケースもあるので、今の症状が下記の状態に近い方はこの記事を最後までお読みください。
こんな症状に心当たりはありませんか!
- ・歩いたり、走ったりすると足先に痛みやシビレが出てくる。
- ・朝起きて、足を一歩着くだけで足先に激痛が走る。
- ・足先が急に冷たく感じたり、熱く感じたりの感覚異常が出る。
- ・立っていると足先が小石を踏んでいるような感じになる。
- ・じっとしていても足先にピリピリするような痛みやシビレを感じる。
- ・ハイヒールや足先の細い靴を履くとすぐに痛くなる。
- ・作業時など、つま先立ちをすると足先が痛くなる。
モートン病とは?
「モートン病」とは、足趾間の神経が「圧迫」されることで「痛み」や「シビレ」「感覚異常」が起きる疾患です。
多くは第3~第4足趾(中指~薬指)の間を通る神経が障害を受けますが、第2~第3足趾(人差し指~中指)間や第4~第5足趾(薬指~小指)間の神経が障害を受けることもあります。
また、人によっては足趾間の神経そのものが腫れて「神経腫」が出来て、重症化している場合もあります(神経腫ができるメカニズムはまだ判明していません)。
モートン病は誰にでも起こりうる疾患ではありますが、一般的には中年女性に多く見られる疾患です。
モートン病3つの原因
1、足自体の問題
足底のアーチが少ないことによる「扁平足」「開張足」「外反母趾」や「浮き指」など体重負荷を上手に逃がすことが出来ない足の構造。
その結果、足趾間の神経に過剰な圧迫ストレスが掛かる。
尚、加齢により足の筋肉が弱くなると足底アーチは崩れやすくなります。
2、 靴の問題
ハイヒールや足先が窮屈な靴だと足趾間の圧迫が強くなり、症状が出やすくなる。
特にハイヒールは足趾が背屈して足先に体重が掛かり易いので余計に負荷が増します。
3、 運動量の問題
普段よりも長時間歩いたり、急にランニングなどの運動を始めると足底の筋肉やふくらはぎの筋肉に負担が掛かり、筋肉が硬くなって、神経を圧迫します。
モートン病の診断
問診で伺った症状や発症部位からおおよそ見当はつきますが、つま先足立ちや足部を両サイドから圧迫する検査などで痛みが発生すればほぼ確定です。
もちろん、正確な確定診断にはMRI画像などによる検査が必要です。
ただし、マイナーな疾患のため専門外の内科医では、この疾患名を知らないことも多いです。さらに、専門である整形外科医でも「中足骨頭障害」などと誤診するケースがあります。
(病院における)モートン病の治療
まず下記の保存療法を行って、様子をみます。
- 歩行や運動の制限
- 湿布や鎮痛剤
- 足底挿板(インソール)
- 負荷の掛かる靴の使用を止める
- 運動療法(足部の筋力強化「タオルギャザー」など)
- 電気療法
- ブロック注射
上記の保存療法を3か月行っても、症状に変化がない場合は手術により神経を圧迫している「深横中足靭帯の切離」や「神経腫そのものの摘出」を行う。
*手術を行っても症状が変わらない方が3割前後いるので、手術の実施は慎重に決めましょう!特に持病で糖尿病をお持ちの方やブロック注射などで変化が乏しかった方は手術を行っても症状が変わらないことが多いです。
上記の保存療法や手術を行っても症状が変わらず、お困りの方が多くいらっしゃいます。
実際に「手術をしても何も変わらなかった」と言って、当店にお越しになられた方もいます。
江南健生堂の「モートン病」に対する整体
江南健生堂では、足趾間の神経の圧迫を取り除くために、まずは骨盤や背骨などの骨格の歪みを整えます。
足先が痛いからと言って、足ばかりをみても症状は一時的に楽になるだけでしかありません。
骨格に歪みがあると立ち方・座り方・歩き方が悪くなり、その結果、足やふくらはぎに過剰な負荷がかかり、筋肉が硬くなり、血流も悪くなって痛みを招きます。
さらに、硬くなった筋肉が神経を圧迫して、痛み・シビレ・感覚異常も招きます。
骨盤や背骨の歪みを整えれば、足やふくらはぎの筋肉が硬くなったせいで出ている痛みも足の神経が圧迫されて出ている痛みやシビレ・感覚異常も取り除くことができます。
そうなれば、当然、日課の散歩やウォーキング・ランニングを再開できますし、これまで通りハイヒールを履いて外出しても痛みに悩まされることもありません。
足先の痛み・シビレ・感覚異常でお悩みなら一度当店にご相談ください。
きっと「快適な日常生活」と「素敵な笑顔」を取り戻していただけます。
あなたからのご連絡をお待ちしております。
お昼休み(12時 ~ 14時)は所用で外出している場合があります。
当日予約も受け付けております。
お電話ありがとうございます、
整体院 江南健生堂でございます。